オペラに行こう!!
『オペラ』は今でも、昔懐かしい分厚い紙の、四角い化粧箱の中に詰まっている。箱の中はやはり分厚い解説書とともに、重いレコード板が数枚、まるで、動植物を採集したかの様に神経質に収まっている。
昭和40~50年代に蒐集した、数ある懐かしい『化粧箱』をいくつか取り出してみた。 

レコード資料提供・Shop伝承堂
<左> ・ヴェルディ作曲/『椿姫』 C・クライバー/バイエルン国立歌劇場O、コトルバス、ドミンゴ
<中> ・ビゼー作曲/『カルメン』 L・マゼール/ドイツ・ベルリン・オペラ、モッフォ、コレルリ
<右> ・プッチーニ作曲/『ラ・ボエーム』 H・V・カラヤン/ベルリンPO、パヴァロッティ、フレーニ
そして、懐かしい青春が蘇りー魂が振るい立つ『オペラ』とは何かーを考える。それは、音楽であり、舞台芸術であり、かけがえのない青春のドラマである。だから、かまえて、姿勢を正し着飾って鑑賞する、人生の贅沢な娯楽であることが解かってくる。
故に、オペラに行くまでの道のりは、それなりのハレの日の演出が求められる。海外からの、オペラハウスの引越し公演のチケットなどを、半年以上前から予約し購入し、その日が来るのを厳かに待つ。そして、その日になり100年以上前の、ヴェルディやプッチーニの華やかな舞台に立ち向うのである。
同様に、厳かに古い化粧箱を開けるーレコードを1枚、2枚、3枚と順番に取り出し裏返し、時間の経過と共に、空想の舞台が展開していく。しばし、感動の余韻に浸り、また化粧箱を元の場所に収納する。それでも、これほどまでに手軽にオペラを受入れ、聴けちゃって良いものか、と思う。
たまには、着飾って二人でオペラに行きたいものだ。
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コメント
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投稿: ticco | 2008年2月22日 (金) 21時33分